著者近影 物事は,はじめの一歩が大切だとよく言われるわ。 私もそう思う。はじめの一歩を踏み出す勇気。ウン,大切ね。この一歩がないと,ゴールへはたどり着けないし,そもそもゴールを目指すことも出来ないのだから。 でも。それと同じように二歩目以降も大切だと,私は思っているの。一歩目があっても,二歩目がないとゴールにはたどり着けない。っていうか,いらない一歩なんてない。歩みはどんな一歩でも大切なのよ。 一歩目とゴールの一歩がクローズアップされがちだけど,どの一歩もゴールには必要不可欠なの。最初と最後が注目されるエースであるのは仕方ない。でも,物事を成し遂げる道はスタートとゴールだけではないわけ。 記憶には残らないケースが多いけど,例えば69歩目も大事だし,1919歩目も重要。歩き続けること。次の一歩を踏み出すこと。そうやって,我々は日々を生きているのね。生きること,これもまた一歩。その一足が道となり,その一足が道となる。 で,「」。カードゲイムとボードゲイムを組み合わせた人気ゲイムの最新作が,ニンテンドー3DS用に登場したわけ。私はシリーズ第一弾のセガサターン版から,これまですべてのカルドセプトをプレイしているわ。 このシリーズは,ぶっちゃけめちゃくちゃ売れまくりの国民的ゲイムで続編がガンガン出てる! ってわけではないし,何なら私の周りで猫も杓子もカルドセプト! って感じに流行っていたこともないわ。あえて言うけど,地味目のゲイムなのよね。その分,好きな人はすごく好きという系統で。 それにしても,プラットフォームを変え,シリーズ作品が出続けている割に,ここまで根本的なゲイム性が変わらないタイトルも珍しいと思うのよ。いやいや,リネージュ2 RMT,悪口じゃないわよ! 変わることが必ずしも良いことだとは限らないし,逆もまたしかり。ともかく,ここで私が言いたいのはカルドセプトが全然変わらないシリーズだということ。ただ,ディアブロ3 RMT,それだけ。 ストーリー的にも,若干登場人物が変わっていたりはするけど,展開はほぼ同じ。ステージをクリアして,報酬として新しいカードをゲットして,違うステージに挑戦する。それの繰り返し。ホントに変わらない。プラットフォームを変えても,ゲイムを取り巻く常識がどんどん変わっていっても,カルドセプトは変わらない。今回は旧作のリメイクということもあって,なおさらね。 それでも私は,この変わらないカルドセプトを買って,プレイするの
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