2013年1月20日日曜日

ウメハラに続くプロゲーマーはここから生まれる? オールナイトの格ゲーイベント,「TokyoGameNight 17

。このため日本では,入賞の見返りがトロフィーや賞状といった「名誉」のみに限定され,ゲームで収入を得ようとする「プロ」は,そもそも成り立ちにくい構造になっているわけだ。 「やっぱ格闘ゲームが巧いやつがモテる世の中にしようよ」「各コミュニティにそういう女子って居るよね」「いや,それはあんまり良くない例だから……」  日本で「プロ」を成り立たせるには,超えるべきハードルがまだまだ多いというのは分かった。ではどうすればいいだろうか。郡正夫氏は,韓国で最近起きた「StarCraft」での八百長騒動()の話題から,まずは誰かが儲かる仕組みを考えなければならないのでは,と話を展開させた。この事件は,「StarCraft」のプロリーグの勝敗で賭博を行っていた裏サイトを摘発したところ,その関係者に現役プロゲーマーやそのコーチ,さらに業界団体の役員までが浮かび上がったというもの。この事件自体は許し難いものではありつつも,起きた現実が如実に語るのは,違法行為というリスクを犯してまで食いつきたい市場がそこに存在しているということでもある。儲かるところに人が集まるのも確かに道理なのだろう。  それに加えおおさか氏は,自分たちプレイヤーの意志をとりまとめ,プレイヤーとメーカー,またプレイヤーと行政の間を取り持つ業界団体が必要なのでは,と意見を述べた。実際にe-Sportsに関する団体にはなどがすでに存在するのだが,確かにプレイヤーから見れば代弁者たりえているとは言い難い状況だろう。 瑞瀬氏はこの「TokyoGameNight」が,そんな業界団体の核として育ってくれればと語る  といった国際大会での優勝経験を持つ板橋ザンギエフ氏は,IXA RMT,国内の状況を変えるためには,まずウメハラ氏のように海外に飛び出すのも一つの方法だと語った。World Cyber Gamesの中では格闘ゲームはまだ小規模な部門ではあるものの,全体の盛り上がりは国内では考えられない規模(「日本で言えば,武道館が軽く埋まるような……」)だそうだ。そうして海外での評価から国内を変えていくというのは,確かに方策としてあり得る話だろう,アラド RMT。 「でも,そういうのってどういうルートで話が来るの?」「今度ウメハラに聞いてみます。なんか教えてくれなそうだけど(笑)」  この手のトークライブの定番として,なにか具体的な結論があるわけではなく,話はこの後もとりとめもなく広がっていった。だがe-Sportsの未来についてが,プレイヤーの側から語られる機会というのはちょっと珍しい
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